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第二十一回「メンをヘラで整えるお作法」

春は変人が増え、夏はバカが増え、秋はセンチ野郎が増え、冬はしょうもないカップルが増える。季節の法則。

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毎年、夏の始まりに購入したSEA BREEZEのシャンプーボトルが底を突く頃、決まって冷たい風が街を吹き抜ける。ワンボトルきっちり一夏の分量にしてるんだから、資生堂さんも粋な計らいをするよ。7月の終わりから使うと9月の始めになくなるよ。来年の夏試してごらん。(個人差は知らん。)

さて、秋ってのは厄介だ。俺らみたいなタイプはやってられないよな。平気で安定してる人が羨ましく思う。

そんな俺みたいに秋風に心を揺さぶられ、感情が沈み込んだり、誰かを思い出したり、訳もなく寂しくなってしまっている君は仲間だからこっそり教えておくよ。

巷では”気分屋、情緒不安定、季節に敏感”なんてのはマイナスなイメージで見られ、よく”メンヘラ”なんて言葉で片付けられる事が多いね。その風当たりの強さから、本当はバリバリそうなのに隠れキリシタンならぬ、隠れメンヘランの奴もいっぱいいるだろう。俺もその一人だから心配しなくていい。(余計に心配か。)

確かに、心がざわざわしたりアップダウンするのは疲れるし、しんどい。しかしながら、

感情が落ち着いている=正常 感情の起伏が激しい=異常

と云う固定観念で自分を責めるのは百害あって一利無しだ。

何故なら、よく考えてごらんよ。俺らの母体である”地球”自体が一番とんでもないメンヘラだと思わないかい?奇跡みたいに美しいオーロラを描いてみせたと思ったら、突然大きな地震で怒り出したりする。昨今、温暖化なんて言われてるけど氷河期の頃の自分を少しは思い出してよ!お前あの頃すげー冷たかったんだぞ。あ、でも気温上昇は俺らのせいでもあるんだっけ。まぁ、そこは触れないでおこう。

規模を小さくしていくよ。日本の四季だってだいぶ情緒がおかしいと思わないかい?春はあんだけ生き生きしてたくせにすぐジメジメしだして、夏はうんざりするほど輝いて、と思ったら秋には素知らぬ顔。挙げ句の果てには冬場ずっと黙り込むんだ。どう考えても俺ら人間を振り回しているとしか思えないよ。

1日の天気だって同じ。つい何日か前だって昼はカンカン照りでご機嫌だと思ってたら、夕暮れ時に突然号泣し始めて、慌てて傘を買に行ったら、夜には星がキラリと光ってる。ほんと誰かさんにそっくりなもんだ。

そう考えると、気が楽になってこない?こんな自分もしょうがないって受け入れられないかな。俺はそうしてる。そのスムーズにいかない日常や苛立ちも、決して自分だけが異常じゃないってこと。大自然がそうなら、人間の心だって例外なくそういう風に作られているんだよ。

と良い感じに書いて来たけど、なんだかさっきからパソコンの調子がおかしい。というか、ここ一週間ぐらいこいつのメンタルの上下が激しくて困っている。どうした、さっきまであんな俺らラブラブだったのに。俺最近なんかした?もうちょっとで終わるから我慢して。

なんだ、こいつも俺と同じか。秋ならしょうがねぇな。

p.s 特になし!

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